アメリカの返品文化
amazonで頼んだヘアアイロンがいつになっても届かず、仕方がないので、スーパーでカーラーを買った。
が、買った数時間後にamazonから荷物が届き、スーパーで買ったカーラーは不要に。でもレシートあるから返品ができるはず!不要になったカーラーを返品しに行った。
カウンターに行き返品したいと伝えたらいつ買ったかなんて全く見られなかった。クレジットカードを読み取ってもらい、終わり。1分もかからない。なんて簡単なんだ!
お店には大抵レジとは別にカウンターがあり、そこに行けば簡単に返品ができる。
Ikeaの返品カウンターにレジを上回る行列ができている。
返品できる期間はお店によって違うが、1年経っていても大丈夫な場合もある。パーティーで一度着たドレスを、一回しか着ないもんね~なんて返品してしまう強者もいるようだ。
お店の立場からすると、「返品できるからとりあえず買っておこう」っていう心理を利用してお客さんにたくさん買わせることができる。ただし、返品されれば返品処理に手間とお金がかかる。
お客さんの立場からすれば返品できるのは安心感があっていい。でも返品するのが面倒で結局引き出しの奥底に眠ったままになりかねない。
やっぱり個人的には必要かそうでないか見極めてから慎重に買うのが良いんじゃないかな~と思いました。
豪雨と雷
シカゴはただでさえ天気が変わりやすいのに、最近はエスカレートしている。
ついさっきまで晴れていたのに突然豪雨。窓の外の風景が見えなくなるぐらい降る。ほとんど傘をささないアメリカ人も傘をささざるをえない。
スマホが見慣れないメッセージを受信したと思ったら、
「あなたのいるエリアは洪水警報地域です。」
豪雨があると、シカゴを南北に流れているDes Plaines Riverが氾濫するらしい。家探しの条件に「川が近くにない」を付け加えてもいいかもしれない。
雷の音は、パーンという花火が至近距離で発射されたような音。ほぼ一晩中鳴り続け、翌日みんな寝不足。
やっと雨が止んで外に出たら、蒸し風呂状態。
そんな感じです。
最近天気予報を見ると雨の日が意外と多い。でも天気予報は時間レベルで見事に当たるので助かる。
この時期は必ず傘を持ち歩かないと。
アメリカ屋台の定番Funnel Cake
お祭りの屋台でよく見かけるFunnel Cake(ファンネル ケーキ)。
子供たちが寄ってたかって食べていたので、これはさぞかし美味しいんだろうなと思い、一つ買ってみた。お値段$7ほど。
サイズはホールのタルトぐらい。
フォークもナイフも渡されなかったので、手でちぎって食べるみたい。ケーキというよりは揚げたドーナツみたいで、サックサク!
こっこれは美味しい!!止まらない!!
アメリカのスイーツの大半は激甘で美味しいなんて感じたことがなかったのに、ファンネルケーキはいけます。
口当たりが軽いので食べやすく、カロリーのことを気にする間もなく、2人であっという間に完食。
主人曰く、「これ、日本に上陸したら3ヶ月間ぐらい流行るね」だそうです。
独立記念日の楽しみ方
7月4日は、独立記念日。数少ない国民の休日でもあります。旅行に行ったり、家族と過ごしたりするようです。各地ではイベントが開かれ、お祭り騒ぎ。
私達は地元で過ごすことに。以下初独立記念日で私達がやったことです。
①お祭りを楽しむ
地元の公園には仮設遊園地ができていて、屋台もたくさん。
ゲームの景品は到底日本に持って帰れるとは思えない、巨大なぬいぐるみ。
②コンサートを聴く
この時期は各地でコンサートがあります。みんな椅子やシートを持ち込んで芝生の上に陣取ります。コンサートを聴くというより、音楽をBGMにしてお食事、お酒を楽しんでいる感じでした。
③マラソン、ウォークに参加
今回5キロのウォークに参加。Tシャツをもらいました♪
思ったより参加者たくさん。子供のランナーもいました。ベビーカーOKの種目もあり、家族で参加している人も。
沿道には声援をおくってくれる人たちが!ランナー用にスプリンクラーを用意してくれている家もありました。
そして嬉しかったのは、ゴールにフルーツやお菓子、お水がたくさん置いてあって食べ放題だったこと!運動したのに簡単にリセットされます。
④パレード を観る
パレードの前日。道の両側にシートがたくさん敷いてあって、なんだこれ?と思っていたら、パレードの場所取りだった。アメリカも日本も一緒ですね。
当日は赤と白のボーダーに★が付いた星条旗風Tシャツを着た人がたくさん!
高校生のマーチングバンドや地元のスポーツクラブなど、見ていて飽きなかったです。
子供たちがビニール袋を持っていてなんだろうと思っていたら。。大量のお菓子が道路に撒かれ、それをめがけて一目散。
⑤花火を眺める
4日当日に同時に見えた花火は、8ヶ所。。。
もうカオスでした。
⑥買い物をする
各地で独立記念日セールをやっています!お見逃しなく。
イベント中特に夜は駐車場が埋まっていました。みんな涼しくなってから行動するんでしょうか。時間帯にはお気をつけて。
こうして金曜日の夜から当日4日まで続いたお祭りは終了。静かな日常が戻ってきました。
イエローストーン⑥ ~警察に捕まった編~
イエローストーン近辺で真っ暗闇を走行中、所々に警察の車が止まっているのがわかった。
3時間半のドライブの終盤で、宿まであと3分。警察がはってるから、速度気をつけなきゃねーと話していたら、
私たちの真後ろにいた車が急にピカピカ光りだした。
捕まった!!!!!
目が一気に覚めた。
警察は疑わしい車がいると、ひっそりつけてきて、違反をするとピカピカ光出します。どんなに自分が悪くなくても、このような時は路肩に止まらないと行けません。気づかずに走ってると逃げていると思われてしまうので。
間違っても、後ろから怪しい車がついてくる!早く行かなきゃ!なんてスピードを上げてはいけません。
それにしても法定速度を守ってたのになんで?!
警察が来るまで何もせずに大人しく車内で待ちます。鞄や上着をごそごそすると銃を取り出すんじゃないかと疑われれます。
警察官はフレンドリーな方でした。
警察「免許証を見せて」
主人「はい」
警察「ここ来るのは初めて?」
主人「はい」
警察「車がフラついたから、携帯をいじっていたか、お酒を飲んでいるのかと思って。」
主人「携帯もいじってないし、お酒も飲んでいません。左折車線に間違えて入りそうになって少し左にふらつきました。」
警察「気をつけて運転してね。良い旅を!」
暗くて慣れない道で車線が一瞬わからず少しフラついたのが運悪く見つかったみたい。
無事疑いは晴れた。
今回冷静に対応できたのは、主人がこのようなマイナーな件で警察につかまるのが2回目のため笑
昔からどうもターゲットになりやすいタイプみたい笑
何はともあれ、今後も安全運転を心がけます!
イエローストーン⑤ ~バイソン編~
イエローストーンにはアメリカンバイソンがたくさんいる。Bisonと呼ばれたり、アメリカで水牛を意味するBuffaloと呼ばれたりする。
イエローストーンで渋滞が起きていて対向車も来ていなければ、ほぼ確実にバイソンが道路を横切っている証拠。イライラしてプーッとクラクションを鳴らす車もいるが、ここは動物が優先だ。2日間いただけで、このバイソン渋滞に5回は出くわした。
イエローストーン1日目の夕方。道路の中央にバイソンがいたので、停車してバイソンが渡るのを待っていた。
しかし、バイソンは私の車を目の前にして、渡っていいのか渡ってはいけないのか、わからなくなってしまったよう。どうしよう、どうしようと道路の真ん中付近をうろうろ。
私も行っていいのかわからなくて、どうしよう。どうしよう。
バイソンとの駆け引きは結構難しい。
なんとバイソンの肉は食べられる。イエローストーンのウェストゲート近くにある、Buffalo Barというところで、ミートローフを食べてみた。臭みもなくて、あっさりしてて美味しい! 朝から晩までサンドイッチとハンバーガーしか食べてなかった私たちにとって、御馳走でした。おすすめです。
シカゴで野球観戦 ~カブス VS カーディナルス~
6月最初の土曜日、念願だった、シカゴ・カブスの試合を観に行ってきました。
2016年、米大リーグのWorld Seriesで108年ぶりに優勝を果たしたカブス。バックトゥーザフューチャーの予言が当たったとか、ヤギの呪いとか解けたとか大騒ぎになっていました。どれだけ大騒ぎだったかと言うと、
かの有名なカップケーキ屋さん、マグノリアベーカリーがこんなケーキを作ったり、
かの有名なUBSが頭にCを付けて看板をCUBSに変えてしまったほどです。
カブスの本拠地Wrigley Field(リグレーフィールド)は、ボストン・レッドソックスの本拠地に次いでMLBで2番目に古い球場。
試合開始1時間前に着いたのに、すでに人人人。赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、年齢は幅広い。球場の周辺の道はとても狭くて人と車であふれかえっていた。車で近くまで行くことは得策ではなさそう。
今日の相手はカーディナルス。会場はほとんどカブスの青で、時々カーディナルスの赤が見える。観客の半分以上はカブスのユニフォームやTシャツ、帽子等を持参。少なくとも青系の服を着ていった方がよさそうだ。シカゴはカブスの熱狂的なファンが多く、Win(勝つ)のWが書かれた旗を家や車に掲げている人は少なくない。
ホットドッグを買い、4階席へ。結構近くに選手が!時間帯や季節によっても違うが、半分より後ろの席を取らないと、日が当たるので特に夏は厳しいと思う。
私が座った席はなぜか床にピーナッツの殻がたくさん。周りの人を観察したところ、どうやら殻付きピーナッツが野球観戦の定番らしいが、むしゃむしゃ食べながら殻を床にボロボロ落としているではないか!
どうやらこれは野球場だけでの話ではないらしい。一部のバーやレストランでもピーナツの殻は床に落とす。
7回表が終了後、音楽が流れ始め、観客はおもむろに立ち上がる。この時間は「私を野球に連れて行って」Take Me Out to the Ball Gameをみんなで歌い、同時にストレッチや伸びをするみたい。
さて、ここまで1-3でカブスが負けていたが、7回裏になんと満塁ホームランで逆転!!打ったと同時にカブスファンがふわっと立ち上がり、ホームランになると両手を上げて叫んでいた。
8回ではなんと上原選手が出てきた。どうやら上原選手はカブスでは中継ぎのピッチャーのようで、勝っていて点差がある時に出てくるらしい。
日本人選手を見られると思っていなかったので、今まで大人しく座っていた私たちも大興奮。小さいけれども、以下背番号19番の上原選手です。
8回表を無失点に抑えました!!
その後ベンチに座った上原選手を双眼鏡で観察。上原選手もまさかあんな遠くから日本人に見られているなんて思っていないだろう。
帰りは大混雑が予想されたので、8回が終わったところで球場を出て、帰宅。Uberの値段が高騰していたので、電車で少し遠くの駅まで行ってからUberを捕まえました。
シカゴ人が愛してやまないものをまた1つ知ることができた一日でした。