sangomanのシカゴ郊外生活

2016年に初渡米!アメリカの文化、生活お役立ち情報などなどお伝えします!

シカゴに来て初の12月25日。素敵な時間を過ごしました。

今年の12月25日はキリスト教の方にとっては、クリスマス。そしてユダヤ教の方にとっては、ハヌカ。

ハヌカは馴染みがなかったので、ちょっと説明してみます。↓↓

ハヌカはクリスマスと似た時期に8日間にわたって行われる行事で、今年は12月24日から始まりました。(ユダヤ暦に基づいて日にちが決まるので、毎年違うそうです。)

紀元前、イスラエルはギリシャ人に支配され、ユダヤ教が抑圧されていましたが、ユダヤ人は反乱を起こし、聖地であるエルサレムの神殿を奪還します。奪還した際、神殿の燭台をともす油はわずかしか残っていませんでした。それにも関わらず、蝋燭が奇跡的に8日間も燃え続けたことから、ハヌカは8日間行われるそうです。

ハヌカでは、9本の蝋燭が立てられる燭台を用意し、1日目は真ん中と一番端っこに灯をともします。一晩一本火をつけ、最終日には全部の蝋燭に火がつきます。

子供たちは毎晩プレゼントがもらえるそう。(最初の日が一番豪華らしい!)銀紙で包まれたコインの形をしたチョコレート等がポピュラーみたいです。

ハヌカの期間中はジャガイモと小麦粉でできたパンケーキにリンゴソースやサワークリームをつけて食べたりするそうです。

この時期はスーパーにはクリスマスコーナーとハヌカコーナーがあります!

 

25日、アメリカではほとんどのお店が閉まります。

この日は家族で過ごされる方が多いようです。

今日は英語の先生の家へ夫婦で招待され、ディナーをごちそうになりました。家にお邪魔するのは初めてで、緊張。

少し遅れていって(こっちでもたぶん遅れるのがマナー)こちらのおうちにはピンポンはないので、ドアをコツコツたたきます。

先生とわんちゃんが、出迎えてくれました。
まず部屋に入った途端、なんてきれいでおしゃれで居心地の良い部屋なんだろうと感激。白や黄色、オレンジを基調としていて、全体的に暖かい印象。壁には絵が飾ってあり、棚にはかわいらしい小物や壺。

私が以前プレゼントした折り紙も飾ってくださっていました。この部屋にいると折り紙ですら、なんだかおしゃれなものに見えてくる。

まずはソファーに座ってくつろいでねと言われました。コーヒーテーブルの上にはバニラの香りのキャンドル。ソファーで前菜をいただきました。

その後ダイニングテーブルに移動して、オーブン料理やサラダを出してくださいました。また食器が素敵すぎて、感動。デザートも用意してくださっていました。

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さらに私たち夫婦に本をプレゼントしてくださいました。「THE BOYS IN THE BOAT」というタイトルで、弱小でお金もないボート競技のチームが成長するストーリーだそうです。少し優しめの英語で書かれているので読みやすいそう♪

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この冬頑張って読むぞ!

私たちが何を聞いても(たまに失礼なことも聞いてる気がする)なんでも快く答えて下さり、本当に素敵な方だなと思いました。私たちが知らない宗教のこと、アメリカの生活のこと。。とても興味深いお話しばかりでした。


終始とても居心地が良くて、感動感激の嵐で、これが本当のおもてなしかと、とても勉強になりました。

主人も感動したようで、家に帰ってきてから、「うちもキャンドルを買うんだ」とずっと言っています。笑

先生のおかげで、今日は本当に素敵な時間を過ごすことができました。

ご近所さんとクリスマスキャロルを見に行きました

昨日はいつも英会話をしてくれるご近所さん、そのお孫さんとお出かけ。

一緒に外出するのは初めてで、少し緊張。
お孫さんは男の子1人と女の子2人で、みんな髪がブロンド。天使のようでした。女の子たちはまだ日本でいう小学生低学年でしたが、ピアスやマニキュアをしていて、私よりもおしゃれ。こっちの小学校は禁止してないみたいですね。

近所の劇場に、クリスマスキャロルのミュージカルを観に行きました。周りは学校が冬休みのせいか、子供連れの方がたくさん。

 

クリスマスキャロルの(私流)あらすじです。↓↓

主人公スクルージは冷淡でお金にしか興味がない商人。クリスマスイブ。スクルージの元に、かつて会社の共同経営者で、7年前に亡くなったマーレーの亡霊がやってきます。マーレーもまた生前冷酷な人間で、死後の世界で鎖につながれて苦しんでいました。マーレーはスクルージに「お前には自分のようになってほしくない。今晩3人の精霊がやってくる。」と言い残し、姿を消します。
その後、3人の精霊がスクルージを訪ね、過去、現在、未来のスクルージの姿を見せます。思いやりがなく、不幸でみじめな自分の姿を見たスクルージは改心して翌日素敵なクリスマスを過ごすのでした。
というお話です。

小さいころ本を読んでストーリーを知っていたので、英語でも楽しめました。同じ人が衣装を変えて違う役をやっていたので若干混乱したものの、大満足。

ストーリーがややこしかったので、後ろにいたお母さんは子供に小声で解説していました。「あの子役はスクルージの小さいころの姿よ。スクルージは過去の自分を見ているのよ」お母さんの解説がわかりやすいので、私も聞いてふんふんと理解。笑

面白いところではみなさん豪快に笑っていましたが、私はイマイチ英語が理解できず。。理解して笑えるようになりたいです。

アメリカではサンタさんのことをSanta Clausと呼びますが、英国のお話だったので、サンタさんのことをFather Christmasと呼んでいました。

最後は出演者全員がクリスマスソングを歌って幕は閉じました。

 

ドアを開けて劇場から出る時、私の英会話の先生が男の子のお孫さんに

「ドアを先に開けて皆が出るのを待っていなきゃだめよ」と諭していました。

子供の時からちゃんと教えるんだ!!
あのレディーファーストは教育の賜物だったのか!!

先生「日本人の男性はドアを開けて待っててくれるの?」
私 「しない人が多いです」
先生「まずは旦那さんに教えなきゃね」

 

その後、お孫さんも手伝って焼いたというクッキーをいただきました。やわらかくてとっても美味しい!!こちらではクリスマスケーキではなく、クッキーを焼いて食べるそうです。

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そしてクリスマスツリーのオーナメントもプレゼントして下さいました♪ねずみさんです♪

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私も日本のお菓子セットをプレゼント。折り紙で作ったリボンもあげました。

「このチョコレート、green teaが入ってるの?すごく美味しいよ!」
「このリボン作ったの?」
お孫さんは抹茶のダースに感激。リボンも好評でした。

折り紙知ってる?って聞いたらみんな知っていて、お孫さんたちは作ったことがあると言っていました。折り紙のリボンがどうやってできているのか興味津々で後々分解していたそうです。今まで聞いたアメリカ人はみんな折り紙のことを知っていたので、きっと浸透しているんですね。

クリスマスシーズンの楽しいひと時でした。

シカゴでの防寒対策

今日は防寒対策について
ついに最低気温が-20℃を下回りました。

どんなものか体感してみたかったので、車を降りて少し歩いてみました。

こんな感じで人はほとんどいません。

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私の服装です↓↓

・コート
 ⇒近所でEddie Bauerのダウンを現地で購入。ひざ丈で、手首の部分がピタっと密着します。

・マフラー+ネックウォーマー
 ⇒-10℃下回ったらネックウォーマーで目より下を覆って外気を直接吸わないようにしています。吸うと肺炎になるらしいので。

・帽子
 ⇒耳も隠します。

・スノーブーツ
 ⇒歩道は凍っている部分があるので、滑りにくい靴が良いです。こちらは雪を溶かすために道に塩をまくので、靴の底は真っ白になります。大切な靴は履かない方が良いです。

・手袋
 ⇒5本指タイプよりミトンタイプの方が中で指が動かせて暖かい気がします。

とにかく全身を暖かい密着するもので覆うことが大事。露出部分は目のみです!

 

1km10分ほど歩く場合、体感的にはこんな感じです。

-10℃以上⇒目より下は覆わなくてもまあまあ大丈夫。スカートでもいけるけど、足が少しピリピリ。
-10~-15℃⇒目より下を覆った方が楽。スカートでもいけるけど、足がピリピリ。
-15~-20℃⇒目より下を覆うべき。タイツの上にズボンをはけば足もピリピリしない。

 

-20℃でも、完全防備をして短時間であれば、意外と大丈夫。
逆に防備が1つでも欠けていると、危険だと思います。あと車があるならば移動は間違いなく、車ですべきです。


最近の(感覚が麻痺した)夫婦の会話:
今日-15℃だけど、晴れてるから外出できそうだね。
今日-5℃??あったかーい!お出かけしよ♪

 

さらにスマホはあまりにも気温が低くなると機能しなくなる場合があるそうです。ご注意ください。

 

犬の散歩をしている人は大変そう。どんなに寒くても犬は外に出たがる。
道には塩がまかれているので、わんちゃんの手足に負担がかからないよう、お散歩前に手足にワセリンを塗ったりするんだとか。

 

外は寒くても、家の中やお店の中はむしろ日本よりも暖かいです。
アメリカ人みたいに半袖短パンとまではいきませんが、普通の冬服で過ごるし、夜も布団一枚で寝られるぐらいです。分厚くて暖かい布団はあまり売っていません。

こちらでは全館暖房が当たり前(furnaceって呼ぶそうです)で、私の家も部屋にエアコンやストーブはありません。部屋にあるダイヤルで温度を調整します。

暖炉がある家もあるそうで、スーパーには薪が売っています。
でも最近は薪を使わない電気やガスの暖炉が多いようです。

シカゴの冬も乗り切れる気がしてきました♪

シカゴにクリスマスがやってきました!

街は今クリスマス一色です♪

日本ではハロウィンの後はクリスマスまっしぐらですが、こっちは少し遅いんです。
ハロウィンとクリスマスの間、11月第4木曜日にサンクスギビングという      感謝祭があります。

サンクスギビングの翌日、Black Friday(クリスマスセールが始まる日)以降をクリスマスの時期と考える方が多いようです。

 

我が家も6.5ft(約2m)のツリーをゲット!Black Fridayの日、JCPennyで40%引きになっていました♪意外にもツリーの箱は小さく、中を見たら3つのパーツにわかれていて枝がきれいに折りたたまれていました。

こちらでは本物のツリーを調達する方もたくさんいらっしゃるようですが、うちはもちろん人工です!

3パーツを下から組み立てて、枝を広げて、はい、完成!元々電球が木に付いているPre-lit というタイプで電源を入れたらきれいに明かりが灯りました。

さて、次はオーナメントです。私たちは節約のため、自分たちから見える表の面だけオーナメントをつけるという作戦に出ました!お友達に「安くてかわいいよ~」と教えていただいたTarget、Michaelsでオーナメントを調達。Michaelsはこれからクリスマスだというのに、もう50%のセールをしていました。

完成品がこちらです♪

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こちらの方はこの時期わざと窓のカーテンを閉めず、家のツリーが通行人にも    見えるようにしています。うちも真似して、夜はツリーの明かりをつけて、ブラインドを全開にしています!


公園などの公共施設では、日本でよくある Merry Christmas の表示は一切見かけません。代わりに Happy Holiday や Season's Greetings が使われます。疑問に思って英語の先生に聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。

 

「アメリカは様々な宗教の方が住んでいる国でね、クリスマスを祝わない宗教の方も いるの。その方にも配慮して、キリスト教を象徴するMerry Christmasは書かないの。 公共の場所には、色々な宗教のシンボルを一緒に飾ったり、年によってどの宗教の  ものを飾るのか変えたりもするのよ。」

日本で何も考えずに発していた「メリークリスマス!」という言葉。。。宗教を意識したことはありませんでした。

様々な宗教の方が住むアメリカ。宗教が生活にどんな影響を与えているのか学ぶ良い機会です。

 

シカゴ冬到来!

シカゴに来て初めての冬が来ました!
ここ最近は最高気温がマイナスの日々が続いていて、雪もじゃんじゃん降っています。

でもシカゴは雪が降っても安心♪
大きい除雪車が道路の雪をさーっと取り去ってくれるし、
歩道の上も小さい除雪車がせっせと走って雪をどけてくれます。
日本みたいに、雪が降った翌朝歩道が凍結して、スノーブーツで外出しなければ。。
なんてことはないです!(←と書きましたが、後日、歩道にわずかに残っていた雪が凍っていて、滑りました。やっぱりスノーブーツは必要!)車のタイヤもオールシーズンタイヤで大丈夫らしいです。

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怖いのは雪が降っている最中で、除雪車がまだ来てない時。
お願いだから今凍らないで!と願いながら車をゆっくり走らせます。
普段は運転が荒いアメリカ人もさすがにゆっくり走っていました。


先週は-6℃の中を徒歩でスーパーへ行くという試みをしました。
外に一歩出て、

あっこれはスキー場の寒さだ(帰りたい)。。。と思い、

でもBlack Fridayのセールで買った-40℃まで耐えられるコートを着ているから大丈夫!

と自分に言い聞かせ、歩き始めました。


アメリカは車社会で、みんな基本は車移動なので、外を歩いている人はまばら。

雪で真っ白に覆われている公園の中を抜けて、大きな道路沿いを歩いていると、
黒いワゴンカーが近づいてきて、中から陽気そうなおじちゃんが声をかけてきた。

Hello! Can I give you a ride? (やあ、乗ってくかい?)

たぶんこのおじさんは本当に良い人だ!
でも小学生のころ知らない人の車に乗ってはいけないと先生が言ってたし。。

I'm OK. Thank you!

寒かったので正直乗りたかったが、お断りしました。
今考えると、おじちゃんの車は私が歩いている方向と逆に向かってたし、
私を乗せたら逆戻りしてくれるつもりだったのかしら??
あんな寒い中歩いてる私を見て、あまりにもかわいそうだったから、声をかけてくれたのかな?

スーパーに着くころにはコートで覆われていない足の部分が少しぴりぴりしていました。

予報では、今週気温が-20℃まで下がる模様。。
シカゴに長く住んでいる方に聞いても、-20℃になるにはまだ早いらしい。
-20℃ってどんな感じだろう?とワクワクする気持ちと、
本当に冬を乗り切れるだろうかという不安な気持ちが入り混じっている
今日このごろです。