シカゴに来て初の12月25日。素敵な時間を過ごしました。
今年の12月25日はキリスト教の方にとっては、クリスマス。そしてユダヤ教の方にとっては、ハヌカ。
ハヌカは馴染みがなかったので、ちょっと説明してみます。↓↓
ハヌカはクリスマスと似た時期に8日間にわたって行われる行事で、今年は12月24日から始まりました。(ユダヤ暦に基づいて日にちが決まるので、毎年違うそうです。)
紀元前、イスラエルはギリシャ人に支配され、ユダヤ教が抑圧されていましたが、ユダヤ人は反乱を起こし、聖地であるエルサレムの神殿を奪還します。奪還した際、神殿の燭台をともす油はわずかしか残っていませんでした。それにも関わらず、蝋燭が奇跡的に8日間も燃え続けたことから、ハヌカは8日間行われるそうです。
ハヌカでは、9本の蝋燭が立てられる燭台を用意し、1日目は真ん中と一番端っこに灯をともします。一晩一本火をつけ、最終日には全部の蝋燭に火がつきます。
子供たちは毎晩プレゼントがもらえるそう。(最初の日が一番豪華らしい!)銀紙で包まれたコインの形をしたチョコレート等がポピュラーみたいです。
ハヌカの期間中はジャガイモと小麦粉でできたパンケーキにリンゴソースやサワークリームをつけて食べたりするそうです。
この時期はスーパーにはクリスマスコーナーとハヌカコーナーがあります!
25日、アメリカではほとんどのお店が閉まります。
この日は家族で過ごされる方が多いようです。
今日は英語の先生の家へ夫婦で招待され、ディナーをごちそうになりました。家にお邪魔するのは初めてで、緊張。
少し遅れていって(こっちでもたぶん遅れるのがマナー)こちらのおうちにはピンポンはないので、ドアをコツコツたたきます。
先生とわんちゃんが、出迎えてくれました。
まず部屋に入った途端、なんてきれいでおしゃれで居心地の良い部屋なんだろうと感激。白や黄色、オレンジを基調としていて、全体的に暖かい印象。壁には絵が飾ってあり、棚にはかわいらしい小物や壺。
私が以前プレゼントした折り紙も飾ってくださっていました。この部屋にいると折り紙ですら、なんだかおしゃれなものに見えてくる。
まずはソファーに座ってくつろいでねと言われました。コーヒーテーブルの上にはバニラの香りのキャンドル。ソファーで前菜をいただきました。
その後ダイニングテーブルに移動して、オーブン料理やサラダを出してくださいました。また食器が素敵すぎて、感動。デザートも用意してくださっていました。
さらに私たち夫婦に本をプレゼントしてくださいました。「THE BOYS IN THE BOAT」というタイトルで、弱小でお金もないボート競技のチームが成長するストーリーだそうです。少し優しめの英語で書かれているので読みやすいそう♪
この冬頑張って読むぞ!
私たちが何を聞いても(たまに失礼なことも聞いてる気がする)なんでも快く答えて下さり、本当に素敵な方だなと思いました。私たちが知らない宗教のこと、アメリカの生活のこと。。とても興味深いお話しばかりでした。
終始とても居心地が良くて、感動感激の嵐で、これが本当のおもてなしかと、とても勉強になりました。
主人も感動したようで、家に帰ってきてから、「うちもキャンドルを買うんだ」とずっと言っています。笑
先生のおかげで、今日は本当に素敵な時間を過ごすことができました。