sangomanのシカゴ郊外生活

2016年に初渡米!アメリカの文化、生活お役立ち情報などなどお伝えします!

アメリカで妊娠 ~帝王切開について~

アメリカでは帝王切開の割合が多いらしい。

保険の都合上あまり病院に長くいられないので帝王切開に切り替えてしまう、またはドクターの都合で(お産を早く終わらせたい、土日に持ち込むのは嫌)帝王切開に切り替えてしまう。なんてとんでもない噂も聞きます。あくまでも噂ですが。。

もちろん帝王切開にせざるを得ない時はしょうがありません。でも時間の都合だけで帝王切開にされるなんてたまったもんじゃない!

 

陣痛促進剤についてお医者さんに質問をしたことがあり、「39W後で子宮口が開いていれば使ってもいいけれども、そうじゃない場合に促進剤を使うと帝王切開のリスクが高くなる」という説明を受けました。

会話の中からこのお医者さんは、必要のない帝王切開はできるだけ避けようとしてくれる方だということがわかり一安心。それと同時にどのような考えを持ったお医者さんなのか、事前に把握することって大切だなと思いました。(私の場合かかりつけのお医者さんが出産の時も診てくれるので。)

 

また、産前学級では、「自分は帝王切開になるなんて思ってなくて、いざ帝王切開になった時に知識ゼロで困る人がたくさんいる」と聞きました。

お医者さんと会話をするためには患者側もある程度知識を持っていた方がいい。産前学級などに参加すると自然と英単語も覚えるし、知識も得られて一石二鳥です。

そしていざ出産となったらたぶん本人はパニックになって英語の説明なんてきっと耳に入りません。なので旦那様にも知識、英単語共に覚えてもらうことが大切かなと思います。

アメリカで妊娠 ~診断結果や支払いはwebで~

アメリカでは母子手帳がないので、診断結果は紙に記録されません。

その代わり、私が行っていた病院Woman Care at NHCというところではアカウントを作ると自分の診断結果をwebで見ることができました。

お医者さんに病院で直接言われた診断結果だけでなく、後日出た血液検査などもタイムリーに更新されていました。また、次の診察の予定なども書いてあるので便利。

 

診断結果は直接聞いたり、電話で聞いたりもできますが、英語だと診断結果を聞き逃すこともあるだろうし、これはありがたい。webなら英単語も調べることができます。

ちなみに結果に問題がない場合はNormalっていうんですね。知りませんでした。

 

上記の情報はスマホ用のアプリからもアクセスすることができ、愛用していました。

 

なお、検査にかかった費用については、保険会社のアカウントにログインして確認ができました。病院からいくら請求があったのか、しばらくしてから保険会社が値切っていくらになったのかがわかるので、その後にオンラインで支払いができます。今年の医療費のトータルはいくらか等もみることができ、さらに支払いのために病院で待たなくていいんです!

とても便利で感激。

 

病院や保険会社によっても異なるとは思いますが、便利なサービスでした。

アメリカで妊娠 ~アメリカで買った方がお得なベビーグッズ~

アメリカで買うとお得だったベビーグッズの紹介です!

 

・まずは妊娠中の妊娠線予防。対策してもできる人はできるらしいですが、シカゴの冬は日本より乾燥がひどいし。。と思い、保湿クリームを気休めに使いました。

私が買ったのが値段もお得でamazonの口コミもよかった、

Burt's Bees Mama Bee Belly Butter, 6.5 Ounces

という商品。amazonでは$10.37でしたが、日本で買うと2~3倍はします!この値段なら気兼ねなく使えます!効果は。。少し妊娠線できてしまいましたが、最小限で済んだのではないかと。。

 

・次にergobabyの抱っこ紐。日本でも大人気らしいですね。(アメリカでは車移動が多いせいか外であまり抱っこ紐を使っている人は見ないですが、売っています。)ergobabyの抱っこ紐にはいくつか種類があるんですが、私は新生児を連れ歩く必要があったので新生児から使えるergobaby adaptという種類のものを買いました。adaptなら追加で新生児用のインサートを購入する必要もなしです!日本の半額以下で手に入りました!

うちはベビーカーを嫌がったり、抱っこじゃないと寝なかった時期があったので、抱っこ紐が大活躍しました。

 

・ベビー服。アメリカのベビー服は安い。特にサンクスギビングからクリスマスまでのセール時期は半額以下で買えてしまう。セール時期でなくてもCarters、Oshkoshらへんは、ロンパース1枚500円から1000円ぐらいのイメージ、おしゃれ路線のJanie and Jackは日本だと1万円はくだらなそうな洋服が3000円前後で買えたり。

ただしアメリカのベビー服のサイズには注意!アメリカの服はぴったりしたものが多く、さらに手足長め、首回り小さめなので、大きめを買っておいてもいいかもしれません。特に日本の大き目の肌着を下に着せると、小さめサイズの服はきつくなってしまいます。

うちの子はむちむちぷくぷくなので、アメリカのお洋服は着せづらいものもありました。特に長袖の腕、通しづらかった。。

肌着に関しては前開きのものがあまり売っておらず、首が座らない赤ちゃんには日本製の肌着を着せてあげるのがいいかもしれません。他にもLittle Me、Baby GAP、First Impressionなどがかわいいなと思っています。値段は少しお高いんですが、Winter Water Factoryっていうところのベビー服はプリント柄がとてもかわいいです。

 

 

 

 

アメリカで妊娠 ~アメリカでももらえる母子手帳・赤ちゃんの予防接種について~

日本の母子手帳がほしい。と思い、調べたところ、シカゴの領事館が母子手帳を配布してくれることが判明。数には限りがあるそうですが。。

早速必要書類を領事館に送って母子手帳をゲット。中身は日本語のみ。表紙はなんだか小学校の教科書みたいです。

母子手帳は記録のためのものだと思っていましたが、情報がたくさん載っていてまるで育児書みたいです!

特に予防接種の記録などは母子手帳があってよかったです。アメリカと日本では予防接種のスケジュールが異なるので、アメリカと日本の両方で受ける場合はいつどのメーカーものを打ったか、右と左どちらに打ったかを記録しておくといいです。いずれの情報も病院からもらうCertificate of Immunizationに記載されています。

 

日本語の母子手帳を見せてもアメリカの病院では書いてもらえないので、自分で記録をつけました。日本で予防接種や検診を受ける時に母子手帳を見せてと言われることが多いので、とても役立ちました。

 

アメリカで妊娠 ~産前学級③ 帝王切開について(37W)~

産前学級の最終回は前回やった呼吸法の復習と帝王切開、産後についての講義でした。

知識不十分のまま突然帝王切開になってしまうというケースは結構あるあるらしいので良い機会でした。

また実際の出産の映像を見せてもらい(結構生々しい)だいぶイメージが沸きました。出産の時使う器具や病院で支給される赤ちゃんのおむつや帽子、肌着、お母さんが使うアメニティなども見せてもらいました。

 

そしてなんと授業1、2回目を一緒に受講していたカップルが「先週女の子が産まれたの!」と言って途中で教室に入ってきました。その妊婦さんはまだ35Wだったらしいんですが、先週の授業の後に前駆陣痛が来たらしいです。翌日ベビーシャワーをして、その後本陣痛が来て産まれたそうです。赤ちゃんは35Wにも関わらず、3,000g超え。「40Wまでお腹にいたら大きくなりすぎて出産が大変だったかもね~」と言っていました笑

赤ちゃんはまだNICUにいるそうですが、もうすぐ退院できるらしいです。直近の体験談を話して下さり、何よりも参考になりました。

「この病院のドクターやナース、スタッフはみんな信頼できる人たちばかり。みんな安心してね。」と言っていてさらに安心感が増しました。

 

産前学級は夫婦共々英語の勉強と心の準備をすることができ、大満足でした。

 

 

アメリカで妊娠 ~産前学級② NCH病院見学(36W)~

産む病院NCHの産前学級2回目を受けてきました。2回目はまず病院内のツアーからスタート。このツアーは産前学級を受けなくても無料で参加できるそうです。

 

この病院の場合、出産時はどんな時もEmergencyの入口から入り、赤ちゃんを産む病室に案内されるそう。

実際赤ちゃんを産む病室を見せてもらいました。そこはなんと立派な広ーい個室。真ん中に分娩台とその横にバシネット(小さなベビーベッド)。日が良く当たる大きい窓に旦那さん用の簡易ベッド。シャワールーム、洗面台も全て部屋の中にあります。大きなテレビもありました。まるでホテル!

陣痛中はナースがたまに来るぐらいで基本部屋には妊婦さんと旦那さん以外はいないそうですが、胎児の心拍とお腹の張りは常に遠隔でチェックされるそうです。(私の場合はお産の進みが早かったせいか、ナースが常にいました。)ここで出産をしてその後2時間休むそうです。

 

出産して2時間休憩した後は別の階にある部屋に移動して過ごします。その部屋も同じくホテルのような個室。出産の部屋と同じく簡易ベッド、シャワールーム、洗面台等がありました。食事はルームサービスで、種類も豊富、(講師の方曰く)とても美味しいらしいです。今までは妊婦さんの分しか頼めなかったけれども、最近旦那さんの分も無料で食事がつくようになったんだとか。

 

次にNICUを見学。NICUは略してニッキューと言っていました。NICUには保育器がずらーとならんでいるいるイメージしかなかったんですが、なんとここでは、1つの部屋に1つの保育器!双子の場合は部屋の間のドアを開け放って行き来できるようにするらしい。これでもか!ってぐらいプライバシーが守られてます。

 

イメージですが、まるで日本の芸能人が出産するような病院でとてもテンションが上がりました。

 

 

アメリカで妊娠 ~産前学級①(35W)~

出産をする病院(NCH)が主催する産前学級(Prepared Childbirth Class)に行ってきました。私達は少しトラブルがあり受講が遅くなってしまいましたが、早めに予約をして遅くとも臨月になる前に受講を完了させておくのがいいようです。私達は受講が終わった次の日に産まれてしまい、ギリギリでした。

 

大抵の産前学級はカップルで参加することが前提です。私の場合出産時にはパニックになり英語が耳に入ってこなくなるかもしれないので、旦那さんのサポート必須です。そして出産後母体が回復しないまま2、3日で退院するので、最初に赤ちゃんのお世話をするのも旦那さんです。絶対夫婦で参加することをおすすめします。

 

カップルは10組ほどいましたが、旦那さんの出席率100%!そして他の方と比べた時の体格差に改めてびっくり。。笑

 

まず参加者が自己紹介をして、講義がスタート。元ナースの方が講師でした。赤ちゃんがどのように産まれてくるか、陣痛時のリラックスの仕方、呼吸の仕方、旦那さんはどうすればいいか、どのような症状が出たら病院に行けばいいかなどを細かく教えていただきました。約3時間の講義で内容が豊富!主人がメモをとってくれました。陣痛が始まると旦那さんのお仕事が意外と多いんです!

講師の方に質問をしているのも妊婦さんではなく、ほとんど旦那さん。カルチャーショックです!

 

オンライン講座などもありますが、やっぱり実際にリラックス法や呼吸法を練習できたので、実際に教室に行って学んで良かったなと思いました。(本番は役に立ちませんでしたが)また新しい英単語やその発音を学ぶ良い機会にもなりました。