アメリカのバレンタインって何するの?
クリスマスが終わると、バレンタイン。
お店にはカードやバレンタイン用のギフトが売られています。スーパーには(グロテスクな)ピンクのケーキや、(可愛くない)キャラクターの絵が描いたケーキがずらり。
アメリカでは男性も女性も自分の大切な人に贈り物をする。贈るものはチョコ、お花、ジュエリー等様々。そしてカードを添えるのが一般的らしい。
ちなみにホワイトデーなるものはアメリカにはありません。
ホワイトデーはアジア圏の一部の国の風習みたい。
バレンタインの始まりには諸説あるらしいんですが、一説を紹介します。
はるか昔ローマ帝国では2月14日を女神ユノの祝日としていました。
翌日15日からは豊穣、安産を祈願するお祭りが始まる。祭りの前日には女性が自分の名前を書いた紙を壺に入れ、祭り当日に男性が紙をひき、当たった女性と一緒に祭りを過ごしました。動物を生贄にし、血の付いた皮で女性を叩くと、安産になると言われていたそうです(!!)
時のローマ皇帝は兵士の士気が下がるとし、男女の結婚を禁止。St.Valentineはそんな男女に対してこっそり結婚式を行った。しかしそれがローマ皇帝に見つかり、投獄されてしまいます。St.Valentineは獄中で看守の娘と恋に落ち、その娘に送ったカードがバレンタインカードの始まりと言われているそうです。
St.Valentineは2月14日に処刑され、その日がSt Valentine's Dayになったのでした。
子供たちは学校でカードを書くらしい。昔は自分の好きな子にだけカードを書くシステムだったけれども、カードをもらえない子がいてかわいそうなので、最近は全員が全員に書くという、いかにも現代風なシステム。
先生が回収してそれぞれの子供に渡すようです。子供も先生も大変ですね。
さて、我が家の場合は、
「バレンタインデーは男女が贈り物をしあうんだよ。
そしてホワイトデーは男性が女性に贈り物をするんだよ」
と言ってみた。
結果が楽しみだ。