sangomanのシカゴ郊外生活

2016年に初渡米!アメリカの文化、生活お役立ち情報などなどお伝えします!

シカゴで運転免許取得!

シカゴに来て、とても憂鬱だったのが、運転免許の取得。。

シカゴのあるイリノイ州に住む場合、90日以内であれば国際免許証が使えますが、それ以降イリノイ州の免許で運転しなければいけません。
つまり、90日以内にイリノイ州の免許を取らないといけないんです!

免許証はあらゆる顔写真付き証明になるので、いちいちパスポートみたいな重要なものを持ち歩いたりしなくて済むようになります。(こっちはお酒を買うのにも一回一回顔写真付きの証明書が求められます。)

シカゴに来てから約1ヶ月半で必要書類が揃ったので、自分の車を運転してシャンバーグの免許センターへ。(自分の車で実技試験を受けるんです!)試験は筆記と実技です。


①筆記試験:
対策としては、イリノイ州の交通ルールブックをダウンロードして載っていた練習問題をやって、さらに道路標識を覚えました。日本と違うルールもあるし、英語なので理解するがちょっと大変。。

こちらでは、赤信号でも、右折禁止マークがなくて車や人がいなければ、右折してOK!実際、みんな積極的に右折しています。逆に右折しないと後ろからプーって鳴らされます。

日本に帰って運転したらきっと赤信号で左折してしまいそうになるんでしょうね。。


本番の筆記試験は時間制限もないし、試験官もいない。常識問題が多かったので助かりました。道路標識の割合が多いので、それさえ覚えていれば、たぶん大丈夫です。

テスト用紙を受付の方に渡すと、その場で赤ペンを使って採点してくれました。

筆記は無事合格。80%以上で合格ですが、なんと主人は筆記を満点で通過したそう。


②実技試験
私が最も心配していたのが実技試験。筆記に合格した後、自分の車で試験に臨みます。

助手席に乗った教官は女性。教官の指示通りに車を動かします。

ですが、この教官、虫の居所が悪かったのか、終始ヒステリー気味。

「右の小道に入って」と言われ、
念のため「右の小道?」と聞き直したら、
「右って言ってるでしょ?やっぱりいい、まっすぐ行きなさい!」

スピードを落として曲がろうとしたら、
「もっと早く曲がりなさいよ!」

ウィンカーを出そうとして(ウィンカーは左側にあります)、つい日本のくせで右手でワイパーを動かしてしまったら
「あなた、ワイパーを止める方法も知らないの??」

不合格でした。
落ちた理由を恐る恐る聞いてみると、
「曲がる時にスピードを落としすぎて、交通の妨げをしたからよ!」

信号無視したりしない限り落ちないと聞いていたし、何度も怒鳴られて、とてもショックでした。

同じ日にもう一度受けることはできませんが、次の日以降、追加料金なしであと2回受けられます。

勇気を出して、次の日また行くことに。一人では怖かったので、今回は旦那さんに一緒についてきてもらいました。

実技試験だけもう一度挑戦。
2回目の教官はこんな感じ。

私 「英語苦手なので、ゆっくりしゃべってもらっていいですか?」
教官「こーーれーーぐーーらーーい??」

教官「餃子は中国のもの?日本のもの?」
私 「中国のものだと思う」
教官「そうなのか!美味しいよね~、あっそこ右曲がって~」

教官「最初から新車を買っちゃいけない。まずは徒歩、次に中古車、最後に新車だ!試験は合格だよ」
私 「うん、それは良い考えだね。ありがとう!!!」


ショックを受けていただけに、本当に嬉しかったです!!

ホッとして次は写真撮影コーナーへ。

Smile!と言われ、バシャッ!一瞬で終わりました。


2週間ほどして郵便で免許証が届きました。
顔写真は笑顔です!

こちらの免許証には、目の色、身長、体重が書いてあります。(自己申告しました)アパートを契約する時も同じことを聞かれました。本人確認に使うのかな?
身長は変わらないけど、カラコンして、太っちゃったらどうするんだろ?

ここでの運転はまだ怖くてあまりしていません。もたもたしているとすぐプーっと鳴らされるんです。アメリカ人でも特に女性は運転が怖いっていう方が多いみたいです。

こちらで車の事故はよくあることなので、小さい事故から大きな事故までどのように対処すべきか、事前にチェックしておくことを強くおすすめします。

そして、万が一の時のために保険にもしっかり入っておいた方が良いです。