sangomanのシカゴ郊外生活

2016年に初渡米!アメリカの文化、生活お役立ち情報などなどお伝えします!

イエローストーン① ~旅の日程・宿編~

ずっと行きたかったイエローストーン。5月末メモリアルデーの連休を使って行ってきました。

まずはどこの空港に降り立つべきか。イエローストーン近くに夏季しかオープンしない小さい空港があるらしいが、便が少ないので断念。結局ソルトレーク国際空港でレンタカーを借り、イエローストーン方面を目指すことに。

 

3泊4日の日程はこんな感じ。時間がきつきつでしたが、夜9時ぐらいまで明るいのもあって行きたいところに全部行けました。観光のメインはイエローストーンですが、近くにグランド・ティートンという綺麗な国立公園があるというので、初日に寄りました。

1日目
シカゴオヘア空港⇒ソルトレーク国際空港⇒グランド・ティートン⇒イエローストーン近くの宿(ソルトレークからグランド・ティートンまでは車で5時間、そこから宿まで車で3時間)

2日目・3日目
イエローストーン公園内

4日目
イエローストーン近くの宿⇒ソルトレーク国際空港⇒シカゴオヘア空港(宿から空港まで車で4時間半)


宿はSawtelle Mountain Resortというところ。公園内の宿は移動の拠点に便利だけれども、お値段が高い。ゲートの中で一番栄えているウェストゲートから車で20分のホテルにしました。ウェストゲート近くにはスーパーやガソリンスタンド、レストラン等があるので、便利です。公園内はスーパーはないし、ガソリンスタンド、レストランも多くはない。公園外で食料・水・ガソリンは補給してから入った方がいいです。

1日目は、グランド・ティートンに寄ったのもあって、宿に到着下のは夜11時。なぜかインド人観光客がホテルの外でうろうろしている。こんな夜中になぜ?!?!
「このカードキーが使えなくて、ホテルの入口が開かないんだ~」
「なんだって?!」

私たちも自分たちのカードキーで、ホテルの入口を開けようとしたが、だめ。ホテル受付の人は帰った後。

車中泊か?!

インド人の方がホテルの番号に電話。やっと通じて、ホテルの人が来てくれた。
が、しかし。。その方のキーでも開かない。。。

やっぱり車中泊か。。

とみんなが落胆したところで、裏口が開き、なんとか入ることができた。

中はめちゃくちゃ綺麗で、部屋も広い。シャンプー、コンディショナー、ローション、石鹸などのアメニティーもそろっている。(スリッパとパジャマ、ドライヤーはないので持参)

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そして嬉しいのが冷蔵庫と電子レンジ!スーパーで冷凍食品を買ってチンして食べられます。

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この宿はたまたまリニューアルオープン直後で、私たちが最初の客でした。カードキーは翌日には直っていました。トラブルはあったものの、このホテル、絶対おすすめです。

シカゴの日本人向け美容院比較

アメリカで美容院に行くって怖い。やっぱり日本人の髪を知り尽くした人に切ってもらいたい!幸いシカゴには良い美容院がたくさんありました!いくつか比較してみます。

 

Anna's Hair Care:

韓国系の美容院で、予約は日本語でできます。(スタッフさんは日本人ではなさそう。)主人が行ってみたところ、土日だったけれども、混んでいなかったそう。美容師さんは日本語がしゃべれるけど日本人ではなかったらしい。「バリカンOK?」と聞かれ、10分でカット完了。

韓国風な髪型になって帰ってきたので、しばらくあだ名は「カンナム」。少し日が経つとなじんできました。お値段はとてもお手頃で予約も取りやすいので、主人はよく行っています。

 

LoLo Hair Design:

予約は日本語でできます。美容師さん、スタッフさんは恐らく全員日本人。ここも主人が行ってみたところ、お値段はAnnaより高いけれども、カットは日本と同じような仕上がり。日本語の雑誌あり。予約は取りやすいみたいです。

 

Uni-Hair Salon:

予約は日本語でできる。お店に入った途端、ここは日本なのか?と錯覚。スタッフの方は全員日本人で、最新の日本の雑誌が読める。

きっと日本の美容室の中でも評判の良い美容室の部類に入る。

主人はカットで1時間、私は縮毛矯正とカットで4時間弱かかったけれども、とても丁寧にやってくださり、技術も高く、大満足。

縮毛矯正の場合、なんとトリートメントを無料でいただきました。お値段は高めだけど、払う価値ありです。平日の予約も数週間、土日の予約も数か月先まで埋まっているそうなので、予約はお早めに。

 

以上、だいぶ主観が入っていますが、感想でした。

 

シカゴは乾燥していて、かつ水の質も違うので、日本より髪は傷みやすい。でもくせっ毛で悩んでいる人には朗報!乾燥しているが故に、うねりにくくなるらしいんです。私も縮毛矯正を3か月に1回しないとだめな人なんですが、シカゴでは倍の6か月もちました。

 

ご報告があります。こちらも併せてご覧ください ↓↓

sangoman.hatenablog.com

 

シカゴボタニックガーデンでお花見

週末はずっと行きたかったシカゴボタニックガーデンへ。


スーパーでお昼のパンやハムを買い、11時半ごろ到着。

入場料は無料だけれども、駐車場代$25が必要で、料金所の近くにいる係員の人に現金でお支払い。カード支払いの車は列ができていたので、現金を持っててよかった。

駐車場はすでに埋まっていて、空きを探すのが大変でした。「天気が良くて気温が上がったので、花でも見にいくか」って発想は万国共通みたい。

入口のレストランは激混み。入口の女子トイレも激混み。でもトイレは公園内に他にも複数個所あるので安心です。

客層は小さいお子さんを連れたファミリーが多い。

公園内でお昼を食べている人はあまりいませんでしたが、飲食は禁止ではないようです。シートを敷くかベンチに座るなどして食べることができます。

 

盆栽展があるというので見に行った。こっちの人がbonsaiを発音すると、バンザイにしか聞こえない。oはaのように発音するので、ポケモン(pokemon)もパキモンになってしまう。

その盆栽がこちら。葉がわっさわさ。しかも半端ない大きさ。これはメープルリーフらしい。

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。。。なんか違う。これはこれで迫力満点でいいけれども。。日本の美的感覚は輸入が難しいようだ。


さて、噂に聞いていたJapanese Gardenへ。ここが公園内で一番混んでいた。たぶん京都に行ったアメリカ人が色々な庭を見て、良いところを集めて作ったんだろうな~という感じの庭園でした。つつじがきれいに咲いていました。

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。。。でもやっぱり日本の庭とはどこか違う。

隣のアメリカ人「日本に行かなくてもここで見られるわね。」
いや、日本に行った方がいいよ。

14時ごろ庭園を出ようとしたら、入口に車の長蛇の列ができていました。午前中に来て正解だったようです。

お花がきれいな今のシーズンは混んでいるけれども、日本の混み具合に比べたらましで、十分楽しむことができました。

トレジョのお花

Trader Joe's(トレジョ)はアメリカ国内で展開しているおしゃれで値段もお手頃なスーパー。

トレジョには花も売っていて、安くて長持ち。お花を飾る習慣がなかった私も、ついにトレジョの花デビューをしました。

これは育てられるので楽しそう!と思って買ったのがヒヤシンス。何と花瓶付でお値段$1.99!!

英語ではhyacinthと書くらしく、発音はまさかの、ハイヤシンス。以下ヒヤシンスの成長課程です。

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寒くて日の当たるところに置くと長持ちするらしいんですが、暖かい部屋の中に置いておいたら、一気に花が咲きました。

うちのヒヤシンスは、なぜかぐにゃんと曲がって伸びていて、2パートに分かれています。バランスが悪いので、朝起きるといつも倒れていて、その度に修正。世話の焼けるヒヤシンスです。

次はこの花瓶に合う花をまたトレジョで買おうかな。

シカゴでの家探し② ~ダウンタウンと郊外に住んでみた感想~

 私たち夫婦は、シカゴに来てダウンタウンに住んだ後、日本人が多い郊外に引っ越しました。今日は実際住んでみた感想をお伝えします。

どちらともマンション(apartment)です。

★ダウンタウンに住んでみた感想:
・ダウンタウンは高層マンションがたくさん。家賃は条件を満たそうとすると1ベッドルームでも日本円で20万円はするイメージ。プラス駐車場が日本円にして1ヶ月約2~3万円。(Zillowっていう住宅検索サイトで調べてみてください!)その代わり、きれいな夜景を見ながら「私都会に住んでる!!」という気分は味わえますw

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・買い物については、日本みたいに駅の中心にスーパーが固まっているわけではないので、色々回ろうとすると結構歩きます。ダウンタウンのスーパーには駐車場がないので、車での買い物も難しいと思います。お金を払って有料の駐車場か路上にとめるなら別ですが。。日本食材店、アジア系食材店は見かけませんでしたが、調味料や米、豆腐、インスタントラーメンや焼きそばなど最低限ならアメリカのスーパーで手に入ります。

・ダウンタウンでの運転は結構大変。ビービー鳴らされます。仕事で郊外に行く場合、主人は90号というダウンタウンと郊外を結ぶ高速を使わなければならず、朝晩渋滞が大変でした。ダウンタウンの中だけであればバスや電車が発達しているので、車を持たないという選択肢もあります。でも職場が郊外、週末郊外にお出かけしたいとなると、車がないと厳しいと思います。

・人は郊外よりは冷たい印象でしたが、東京と同じぐらいですかね?郊外の人が優しすぎるだけかも。英語がネイティブでなかったせいか、新しい携帯がつながらずお店に駆け込んだ時になぜか順番を後回しにされたりしました。

・日本人が少なく、毎日外に出かけても一週間に数人、日本人らしき人を見るか見ないかです。

・最新イベントは見逃さないし、ショッピングもできる。レストランやカフェもたくさんあるので、好きな方は退屈しないと思います。

・ダウンタウンの治安については、身の危険を感じたことはありませんが、夜一人では歩きたくないかな~という感じです。観光客が行くような中心部にいれば大丈夫ですが、南や西の方は犯罪率が高い危険地域があるので、危険地域はちゃんと調べて近づかないことを強くおすすめします。

 

★日本人が多い郊外に住んでみた感想:
・郊外は場所にもよりますが、ダウンタウンよりはお値段はお手頃。でもマンション自体が少ないです。ダウンタウンの1ベッドルームの値段より郊外の2ベッドルームの値段の方が少し安いぐらいのイメージ。

・私は鳩が大嫌いなのですが、鳩が全くいない安心と幸せを感じております。アメリカンな1、2階立ての一軒家がずらーっと立ち並ぶ住宅街はとてもきれい。広い公園もあります。

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・人はとても優しい。道を歩いていると知らない人にもHi!って笑顔で言われ、話しかけられますw嫌な思いをしたことはほとんどありません。

・日本人の多い地域とは言え、全体からするとごく少数。ただ、日本人のお友達はダウンタウンより作りやすいと思います。図書館や教会のESLクラスに行けば確実にいます。

・我が家は一家に車一台。平日は主人が車を使うので、私は基本徒歩圏内で過ごします。近くにESLクラスもあるし、近所にお友達もできたので、行動範囲は狭くても退屈はしません。ただ私は例外で、多くの方は車で行動なさっています。

・スーパーは徒歩圏内にもありますが、重いので、買い物は週末にまとめて車で。

韓国系食材店Hmart等アジア系食材店が近くにあるのは、助かります。アメリカのスーパーでも最低限は売っていますが、衝動的に食べたくなった時に便利w

ダウンタウンへはmetraという電車で1時間弱。マンションが駅近なので便利。平日の出勤時間帯は本数がありますが、それ以外は1、2時間に一本。道路に関しては、上記の90号ほど混むことはありません。ビービー鳴らされるのは郊外でも一緒かもしれませんが、頻度が少ないです。

・今住んでいるところは治安は良いです。昼間歩いていて危険を感じたことはありません。夜も1人で歩くこともありますが、駅の周りなら大丈夫。

 

以上、だいぶ郊外ひいきの意見ですが、ダウンタウンも気軽に観光地やレストランに行けるので楽しかったです。夫婦2人で都会が好き、日本人少なめでも大丈夫な方だったらダウンタウンもありかなと思います!

ぜひ参考にしてください♪

シカゴに春がやってきた

シカゴにやっと春が来ました!


シカゴは緯度が函館とほぼ同じみたいで、冬は日が短いんですが、夏は日がとても長いんです。冬だと暗くて寒い中外を歩くのが嫌なので、予定を早めに切り上げることもありましたが、逆に夏だと明るいので、活動時間が長くなります。今は19:30ぐらいまで明るいんです。

先日は気温が20℃を上回り天気も良かったので、お散歩へ。チューリップがたくさん。名前は不明だけれども、白とピンクの花をつける木もたくさん。

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冬は外で遊ぶ子供なんてほとんど見かけなかったのに、どこから湧いてきたんだっていうぐらい、外で人をみかけました。逆に冬埋まっていたジムのランニングマシーンは、がら空き。みんな外でランニングか自転車をしています。

自転車と言えば、最近公園でこんなものを見つけました。高校生ぐらいの男の子たちが自転車でこの坂を上ったり下りたりジャンプしたりしていました。こんな施設が普通にあるのがびっくり。

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ミニラビットも見かけました。りすはたくさんいるんですが、ラビットはちょっと珍しい。

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長い長い冬を耐えて、やっときた春は一段とすばらしく見えます♪

アメリカの郵便トラブル

アメリカの郵便はUSPS、UPS、Fedex等が有名。

USPSはUnited States Postal Serviceの略で国営企業。UPSはUnited Parcel Service, Incの略で、民間企業。日本でいう郵便局とヤマトみたいな感じですかね?アメリカではUSPSは「安い、のんびり、不安」、UPSやFedexは「高いけど優秀」というイメージみたい。


先日国外から結婚お祝いを送っていただきました。大事な郵便物だったのでトラッキングが可能で、受取人のサインが必要な郵便にしてくれたみたい。

しかし、郵便屋さんが届けに来てくれた時、受け取れず、不在届によると、郵便局に送り返されてしまったようだ。その日私は家にいたのになぜ受け取れなかったかは不明。郵便屋さんがドアまで来てノックしてくれたどうかも怪しい。(ノックもしないことが多いようですね。)

 

USPSのホームページで再配達(redelivery)を依頼しようとしたが、この住所は再配達できないという。

アメリカは基本再配達はないようです。一軒家の場合、住人がいなかったら、雨が降っていようと、玄関の前にボンッと置いて去っていきます。住人がいるかどうかノックすらしない配達員もいる。盗難もあるそうですが、「盗難の補償をしたとしても再配達にかかるお金よりはマシだよね」という考えが前提なんだとか。その点マンションだと、管理人さんがまとめて預かってくれてたりするので、安心です。


仕方がないので郵便局に行って不在届を見せた。担当の人が郵便物を探しに奥に入っていった。暇なので周りを観察。

お隣では大家族がパスポートの申請をしていた。郵便局でできるの?!初めて知った。
日本でもパスポートの発行が郵便局でできたらどれだけ便利か。

さらに、私は目を疑った。私の目の前で、女性郵便局員が小包をポーン、ポーンと投げ入れているではないか!!その後男性郵便局員が奥から出てきて、その人もポーン、ポーン。郵便物がいつもズタズタになって届く理由がわかった。

 

ところで担当者は奥に入ったまま5分ほど出てこない。嫌な予感。。

担当者「荷物は見つかりませんでした。誰かすでに受け取った可能性はありませんか?」

見つからないだって?!?!

私「主人と私しかいなくてどちらも受け取っていません。」

しばらくして上司登場。

上司「探して連絡するので、電話番号と名前書いてもらっていいですか?」

探してもらえるのね♪良かった~♪♪と、のんきに帰宅。

その日このことをお友達に話したら、
「郵便局は信用しちゃだめよ。私は電話かかってこないと思うわ。別の日にもう一回郵便局に行くしかないわね。」
なんだって~?!?!?!

案の定、その日電話はかかってきませんでした。

 

翌日気を取り直して、別の人が対応してくれることを望んで、あえて別の時間帯に郵便局へ。とても感じの良い女性が対応してくれた。

でもなんとその担当者も郵便物を探しに奥に入って、5分ほど出てこない。。見つからなかったら、どうやってゴネようかな~と考えながら待つ。

とその時!!郵便物を手に担当者が戻ってきました!!

「この郵便物、平べったくて、縦に置かれてて見つかりにくかったわ~待たせてごめんなさいね。」
そうだったのね。昨日の人は見つけられなかったのね~

 

今回はめでたしめでたしでしたが、引っ越したばかりの時はAmazonで頼んだものが5品ぐらい届かなくて困ったことがありました。(主人が怒りのメールを出したら、Amazonは返金してくれました)

主人曰く、郵便に限らず、明らかに相手が悪い場合は、怒っていることを示せば、(あくまでも感情的にはならず、冷静に怒ると効き目あり)相手も真剣になってくれる。

そして、粘ることも大事。居座る、何回も出向く、電話する等、粘ればなんとかなったストーリーをいくつも聞いたことがあります。(度は過ぎないようにw)アメリカでは、人によっても対応が違うし、自分の熱意によって今までダメって言われててもOKになっちゃうことだってあります。

トラブルがあると精神的にキツイですが、アメリカではこんなことは当たり前!その時は大変だけど後で良いネタになる!

まずはトラブルが起こらないようにリスク管理をしておくのが大事ですが、起こってしまったら仕方ない。心を広く、そして英語で主張できるように準備しておくことが大切かなと思います。